第100回午後問題78
不安が強いうつ病患者への対応で最も適切なのはどれか。
- 不安の原因を言語化するよう促す。
- 不安が強いときは意識的に話題を変える。
- 抗不安薬はなるべく使用しない方がよいと伝える。
- 病気の治療とともに不安は軽減する可能性があることを伝える。
正解 4
- 不安の原因を言語化するよう促す。
- 不安の原因を言語化することは困難であり、言語化を促す必要はない。
- 不安が強いときは意識的に話題を変える。
- 話題をそらさず、患者の感情を傾聴する。
- 抗不安薬はなるべく使用しない方がよいと伝える。
- 必要に応じて抗不安薬を使用し、不安を軽減させる。
- 病気の治療とともに不安は軽減する可能性があることを伝える。
- うつ病では、物事を否定的・悲観的に受け止めてしまうので、治療とともに不安が軽減する可能性があることを伝えることが大切である。