第100回午後問題84
副交感神経系の作用はどれか。2つ選べ。
- 瞳孔の収縮
- 発汗の促進
- 気管支の拡張
- 唾液分泌の亢進
- 消化管運動の抑制
正解 1,4
- 瞳孔の収縮
- 瞳孔の収縮は、副交感神経の働きによるものである。逆に、交感神経が働く場合は、瞳孔は拡大する。
- 発汗の促進
- 発汗の促進は、交感神経の働きによるものである。
- 気管支の拡張
- 気管支の拡張は、交感神経の働きによるものである。逆に、副交感神経が働く場合は、気管支は収縮する。
- 唾液分泌の亢進
- 副交感神経の働きによって粘稠度の低い唾液(漿液性唾液)が大量に分泌される。交感神経の働きでは、粘稠度の高い唾液(粘液性唾液)が少量分泌される。
- 消化管運動の抑制
- 消化管運動の抑制は、交感神経の働きによるものである。逆に、副交感神経が働く場合は、消化管運動は促進する。