第100回午前問題66
成年後見制度で正しいのはどれか。
- 法定後見人は、都道府県知事が選任する。
- 任意後見人とは、家族が後見人になる場合を指す。
- 成年後見人は、財産管理などの法律行為を支援する。
- 日常生活自立支援事業の一部として位置づけられる。
正解 3
- 法定後見人は、都道府県知事が選任する。
- 法定後見人は、家庭裁判所が選任する。
- 任意後見人とは、家族が後見人になる場合を指す。
- 任意後見人は、本人が信頼して選任した人物であり、家族であるとは限らない。
- 成年後見人は、財産管理などの法律行為を支援する。
- 成年後見人は、財産管理や身上監護に関する契約等の法律行為全般を支援する。
- 日常生活自立支援事業の一部として位置づけられる。
- 日常生活自立支援事業とは、認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等のうち判断能力が不十分な人が地域において自立した生活が送れるよう、利用者との契約に基づき、福祉サービスの利用援助やそれに付随した日常的な金銭管理等の援助を行うものである。尚、日常生活自立支援事業は社会福祉法、成年後見制度は民法が根拠となっている。