第101回午後問題11
チアノーゼの際に増加しているのはどれか。
- 直接ビリルビン
- 間接ビリルビン
- 酸化ヘモグロビン
- 還元ヘモグロビン
正解 4
- 直接ビリルビン
- 肝内胆汁うっ滞性黄疸や閉塞性黄疸は、直接ビリルビンの増加によってみられる。
- 間接ビリルビン
- 溶血性黄疸や新生児黄疸、肝細胞性黄疸は、間接ビリルビンの増加によってみられる。
- 酸化ヘモグロビン
- 還元ヘモグロビンが酸素と結合したものが酸化ヘモグロビンである。
- 還元ヘモグロビン
- 血中の還元ヘモグロビンが5g/dL以上でチアノーゼが起こる。呼吸器疾患や循環不全によって、全身あるいは一部器官で還元ヘモグロビンが増加すると、還元ヘモグロビンの色がチアノーゼとして現れる。