第101回午後問題34

前立腺癌について正しいのはどれか。

  1. 骨への転移は稀である。
  2. 血清PSA値が上昇する。
  3. 内分泌療法は無効である。
  4. α交感神経遮断薬が有効である。

正解 2

  1. 骨への転移は稀である。
    • 肺癌や乳癌、前立腺癌は骨転移しやすい。
  2. 血清PSA値が上昇する。
    • 腫瘍マーカーとしてPSA(前立腺特異抗原)が用いられ、前立腺癌では値が上昇する。
  3. 内分泌療法は無効である。
    • 内分泌療法は、男性ホルモンの分泌や働きを抑えて、癌細胞の増殖を抑制する、前立腺癌に対する有効な治療法である。
  4. α交感神経遮断薬が有効である。
    • 抗アンドロゲン剤やエストロゲン製剤、LH-RHアナログ製剤などが用いられる。
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