第101回午前問題50
食道癌に対する放射線治療で正しいのはどれか。
- 脊髄の障害は起こらない。
- 治療期間は1週間である。
- 治療期間中は隔離できる個室で管理する。
- 化学療法と併用すると治療の効果が高まる。
正解 4
- 脊髄の障害は起こらない。
- 耐容量を超える放射線が脊髄に照射された場合、脊髄障害が生じることがある。
- 治療期間は1週間である。
- 治療期間は6週間前後である。
- 治療期間中は隔離できる個室で管理する。
- 永久刺入の場合や易感染性が生じた場合は隔離の必要があるが、そうでなければ個室で管理する必要はない。
- 化学療法と併用すると治療の効果が高まる。
- 抗がん剤と放射線を併用する化学放射線療法の方が、単独で行うよりも治療の効果が高い。