第101回午前問題7
先天異常はどれか。
- 尋常性白斑
- 急性灰白髄炎
- 重症筋無力症
- 心房中隔欠損症
正解 4
- 尋常性白斑
- 尋常性白斑とは、後天的に皮膚の色素の一部が脱色し、白斑が生じる疾患である。
- 急性灰白髄炎
- 急性灰白髄炎とは、ポリオウイルスの中枢神経感染により、四肢の急性弛緩性麻痺が生じる疾患である。ポリオまたは小児麻痺とも呼ばれる。
- 重症筋無力症
- 重症筋無力症とは、神経筋接合部においてアセチルコリン受容体が自己抗体に破壊されることで、筋肉の易疲労性や筋力低下が起こる自己免疫疾患である。一般的に重症筋無力症は後天性であり、遺伝性のものは先天性重症筋無力症という。
- 心房中隔欠損症
- 心房中隔欠損症とは、右心房と左心房を隔てる壁(心房中隔)に欠損口がある先天性心疾患である。