第102回午後問題8
乳児期の特徴はどれか。
- 分離不安
- 第一次反抗期
- ギャングエイジ
- 自我同一性の確立
正解 1
- 分離不安
- 分離不安とは、母親などの依存対象者との物理的・心理的分離に伴う不安のことをいい、乳児期から学童期にかけての特徴である。
- 第一次反抗期
- 第一次反抗期は、2~4歳頃の幼児期にあらわれる。自我が芽生え、親に対して「イヤ」「やらない」と反発する。第二次反抗期は、思春期にあらわれる。
- ギャングエイジ
- ギャングエイジは、学童期の特徴である。友人との関わりを求め、顔ぶれの決まった5~6人の友人と結束の強い集団を作り、親や教師の干渉から逃れて活発に遊ぶようになる。これにより相互性や責任感、役割分担等の社会性を学んでいく。
- 自我同一性の確立
- 自我同一性の確立は、青年期における発達課題である。自分の性格や、生い立ち、環境、能力、体験などを通して、自分らしさを見つけることである。