第102回午後問題15
嚥下障害のある患者の食事介助で適切なのはどれか。
水分はとろみをつける。
頸部を伸展する。
一口量を多くする。
むせたときには水を飲ませる。
正解 1
水分はとろみをつける。
嚥下障害時は水分にとろみをつけるようにする。
頸部を伸展する。
頸部伸展は食道と気管が直線になり誤嚥しやすくなるので、頸部前屈にする。
一口量を多くする。
誤嚥防止のために一口量は少なくする。
むせたときには水を飲ませる。
水で流し込むことは余計にむせる原因となり適切でない。むせたときは呼吸を整えるようにし、必要があれば異物を吸引・排出する。
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