第102回午後問題15

嚥下障害のある患者の食事介助で適切なのはどれか。

  1. 水分はとろみをつける。
  2. 頸部を伸展する。
  3. 一口量を多くする。
  4. むせたときには水を飲ませる。

正解 1

  1. 水分はとろみをつける。
    • 嚥下障害時は水分にとろみをつけるようにする。
  2. 頸部を伸展する。
    • 頸部伸展は食道と気管が直線になり誤嚥しやすくなるので、頸部前屈にする。
  3. 一口量を多くする。
    • 誤嚥防止のために一口量は少なくする。
  4. むせたときには水を飲ませる。
    • 水で流し込むことは余計にむせる原因となり適切でない。むせたときは呼吸を整えるようにし、必要があれば異物を吸引・排出する。
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