第102回午後問題33
聴覚障害のある患者とのコミュニケーションで正しいのはどれか。
- 補聴器の使用中は低音で話す。
- 手話のときは口元を動かさない。
- 音の反響が強い場所を選択する。
- 感音性難聴の場合は大きな声で話す。
正解 1
- 補聴器の使用中は低音で話す。
- 文節で区切りながら、ゆっくり、はっきり話すと聞き取りやすい。聴覚補充現象(リクルートメント現象)がある場合は、高音が響いたり不快に感じることがあるため、低音で話す方がよい。
- 手話のときは口元を動かさない。
- 口の動きを読み取ってもらうことで、より正確に伝えることができるので、手話のときは口元を動して表現する。
- 音の反響が強い場所を選択する。
- 音の反響が強い場所では伝わりにくくなる。
- 感音性難聴の場合は大きな声で話す。
- 感音性難聴では、大きな声でも聞き取れない場合がある。