第102回午後問題48
スパイロメトリーの結果による換気機能診断図を示す。閉塞性換気障害と診断される分類はどれか。
A
B
C
D
正解 4
A
拘束性換気障害である。肺の弾力性低下や肺容量の減少、呼吸筋の障害などにより肺活量が低下する。肺線維症、間質性肺炎、肺水腫などが該当する。
B
正常である。
C
混合性換気障害である。閉塞性と拘束性の両方を併せ持つ状態で、肺活量、一秒率ともに低下する。
D
閉塞性換気障害である。気道の狭窄・閉塞によって、一秒率が低下する。慢性気管支炎、気管支喘息、肺気腫などが該当する。
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