第102回午前問題69

性感染症(STD)について正しいのはどれか。

  1. 経口避妊薬の内服が予防に有効である。
  2. 患者のパートナーは治療の対象ではない。
  3. 10代では性器ヘルペスの罹患が最も多い。
  4. 性器クラミジア感染症の罹患は不妊症の危険因子である。

正解 4

  1. 経口避妊薬の内服が予防に有効である。
    • 経口避妊薬に性感染症予防の効果はない。
  2. 患者のパートナーは治療の対象ではない。
    • パートナーも治療の対象である。
  3. 10代では性器ヘルペスの罹患が最も多い。
    • 性器クラミジア感染症の罹患が最も多い。
  4. 性器クラミジア感染症の罹患は不妊症の危険因子である。
    • 子宮内膜炎症による着床障害や卵管炎症による卵管狭窄や卵管閉塞、卵管周囲の癒着によるピックアップ障害(卵子が卵管内に取り込まれない)などが起こり不妊症の原因となる。
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