第104回午後問題60
軽度の嚥下障害がある患者への誤嚥性肺炎の予防法で正しいのはどれか。
- 流動食にする。
- 軽く下顎を挙上して飲み込んでもらう。
- 食後は10分程度の座位を保持する。
- 口腔内を吸引しながらブラッシングする。
正解 4
- 流動食にする。
- 軽度の嚥下障害で流動食にする必要はない。
- 軽く下顎を挙上して飲み込んでもらう。
- 誤嚥しにくいよう頸部を前屈させた姿勢にする。
- 食後は10分程度の座位を保持する。
- 胃食道からの逆流を防止するためには、食後最低でも30分は座位を保つ。
- 口腔内を吸引しながらブラッシングする。
- 口腔内細菌が肺に入ると誤嚥性肺炎を引き起こす。口腔内を吸引しながらブラッシングし、口腔内を清潔に保つことは、誤嚥性肺炎の予防になる。