第104回午後問題70
Aさん(70歳、男性)は、1人で暮らしている。慢性閉塞性肺疾患のため1週前から在宅酸素療法(0.5L/分、24時間持続)が開始された。Aさんは階段の昇降時に息切れがみられる。自宅での入浴の方法に関する訪問看護師の説明で最も適切なのはどれか。
- 脱衣は看護師が全介助する。
- 浴槽に入ることは禁止する。
- 身体を洗うときはシャワーチェアを使う。
- 入浴中は携帯用酸素ボンベを利用できない。
正解 3
- 脱衣は看護師が全介助する。
- 脱衣の全介助は必要ない。
- 浴槽に入ることは禁止する。
- 禁止する必要はないが、水圧がかからないよう、お湯の量が胸の高さまでこないようにする。また、お湯の温度はぬるめにし、長湯は避ける。
- 身体を洗うときはシャワーチェアを使う。
- 負担軽減のため、身体を洗うときはシャワーチェアを使用する。
- 入浴中は携帯用酸素ボンベを利用できない。
- 延長チューブや携帯用酸素ボンベを利用して入浴できる。