第104回午後問題117
次の文を読み115~117の問いに答えよ。
Aさん(35歳、男性、建設業)は、両親と3人で暮らしている。3年前の仕事中に屋根から転落して、第12胸髄を損傷した。1か月前から車で作業所に通い、作業中はほとんど車椅子に座っている。週1回の訪問看護を利用している。
Aさんは自宅のトイレを利用している。緩下薬を内服し、2日に1回浣腸を行っている。猛暑が続く8月の訪問時にAさんは最近便秘がちで尿量も少ないと訪問看護師に繰り返し訴えた。Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。
- 水分の摂取を促す。
- 浣腸の回数を増やす。
- ポータブルトイレの利用を勧める。
- 医師に別の緩下薬の処方を依頼する。
正解 1
- 水分の摂取を促す。
- 猛暑が続く8月で、尿量も減少している。脱水を予防するため、水分の摂取を促すことが適切である。
- 浣腸の回数を増やす。
- ポータブルトイレの利用を勧める。
- 医師に別の緩下薬の処方を依頼する。