第104回午前問題66
神経伝達物質と精神疾患の組合せで最も関連が強いのはどれか。
- ドパミン ―― 脳血管性認知症
- セロトニン ―― うつ病
- ヒスタミン ―― Alzheimer(アルツハイマー)病
- アセチルコリン ―― 統合失調症
正解 2
- ドパミン ―― 脳血管性認知症
- 統合失調症はドパミンの過剰が関与していると考えられている。また、パーキンソン病ではドパミンが減少する。
- セロトニン ―― うつ病
- セロトニンは、脳内の神経伝達物質の1つで、精神を安定させる作用を持っており、セロトニンの不足がうつ病の発症に関与していると考えられている。
- ヒスタミン ―― Alzheimer(アルツハイマー)病
- ヒスタミンは、炎症やアレルギー反応に関与している。
- アセチルコリン ―― 統合失調症
- アセチルコリンの減少は、アルツハイマー病と関連があるとされている。