第105回午後問題37
Aさん(80歳、女性)は、肺炎で入院して持続点滴中である。消灯時、訪室すると「体がだるくて眠れない」と訴えている。Aさんへの入眠に向けた援助で最も適切なのはどれか。
- テレビをつける。
- 足浴を実施する。
- そのまま様子をみる。
- 睡眠薬を処方してもらう。
正解 2
- テレビをつける。
- テレビからの光刺激によって、より入眠が妨げられるため、不適切である。
- 足浴を実施する。
- 足浴には、リラクゼーション効果があり、疲労感の改善にもつながる。睡眠を促す効果もあるので、入眠に向けた援助で最も適切である。
- そのまま様子をみる。
- 患者の訴えを無視しており、不適切である。
- 睡眠薬を処方してもらう。
- 安易に薬に頼るのは適切ではない。また、体がだるいという患者の訴えに対応していない。