第105回午後問題73
触診法による血圧測定で適切なのはどれか。
- 血圧計は患者の心臓の高さに置く。
- マンシェットの幅は上腕全体を覆うサイズを選ぶ。
- 150mmHgまで加圧して減圧を開始する。
- 加圧後に1拍動当たり2~4mmHgずつ減圧する。
- 減圧開始後に初めて脈が触知されたときの値を拡張期血圧とする。
正解 4
- 血圧計は患者の心臓の高さに置く。
- マンシェットの位置を患者の心臓と同じ高さにする。
- マンシェットの幅は上腕全体を覆うサイズを選ぶ。
- 幅広のマンシェットを使用すると低値に出る傾向がある。成人のマンシェットの幅は12~14cm幅が用いられる。
- 150mmHgまで加圧して減圧を開始する。
- 触診法で測定する場合は、脈が触れなくなった所からさらに20~30mmHg加圧する。
- 加圧後に1拍動当たり2~4mmHgずつ減圧する。
- 加圧後は1拍動当たり2~4mmHgずつ減圧する。減圧の速度が速過ぎると、血圧は低く測定されやすくなる。
- 減圧開始後に初めて脈が触知されたときの値を拡張期血圧とする。
- 減圧開始後に初めて脈が触知されたときの値は収縮期血圧である。