第105回午前問題21
注射針を皮膚に対して45~90度の角度で刺入するのはどれか。
- 皮内注射
- 皮下注射
- 筋肉内注射
- 静脈内注射
正解 3
- 皮内注射
- 皮内注射は、ツベルクリン反応や即時型アレルギーの診断の際に用いられ、通常26~27Gの注射針を使用する。皮膚面とほぼ平行な形で針を刺入する。
- 皮下注射
- 皮下注射では、通常22~25Gの注射針を使用する。薬液を皮下組織に注入することが目的であり、皮膚を少しつまみ上げて、10~30度の角度で2/3程度刺入する。
- 筋肉内注射
- 筋肉内注射では、通常21~23Gの注射針を使用する。薬液を筋肉の筋層内に注入することが目的であり、皮膚を進展させて、45~90度の角度で刺入する。
- 静脈内注射
- 静脈内注射では、通常21~23Gの注射針を使用し、15~20度の角度で刺入する。