第105回午後問題90
車椅子で日常生活を送る在宅療養者の住宅改修で適切なのはどれか。2つ選べ。
- 床を畳に変える。
- 玄関を引き戸にする。
- 廊下と部屋との段差をなくす。
- トイレに和式便器を設置する。
- 廊下の幅は車椅子の幅と同じにする。
正解 2,3
- 床を畳に変える。
- 車椅子が走行しにくいため適切ではない。
- 玄関を引き戸にする。
- 引き戸に変えるのは適切である。扉の取替えは保険給付の対象である。
- 廊下と部屋との段差をなくす。
- 車椅子が走行しやすいよう段差をなくすのは適切である。段差の解消は保険給付の対象である。
- トイレに和式便器を設置する。
- トイレは洋式便器を設置するとよい。洋式便器への取替えは保険給付の対象である。
- 廊下の幅は車椅子の幅と同じにする。
- 車椅子がスムーズに通れるよう、廊下の幅は車椅子の幅より広くする。