第105回午前問題59
疾患と確定診断のために用いられる検査との組合せで最も適切なのはどれか。
- 脳炎 ―― 脳脊髄液検査
- パニック障害 ―― 脳波検査
- 特発性てんかん ―― 頭部MRI
- パーソナリティ障害 ―― 頭部CT
正解 1
- 脳炎 ―― 脳脊髄液検査
- 脳炎の診断には脳脊髄液検査が用いられる。脳炎では、髄液圧上昇、リンパ球優位の細胞増多、蛋白増加などがみられる。
- パニック障害 ―― 脳波検査
- パニック障害の確定診断のための検査はない。補助的な検査として、PDSS(パニック障害重症度評価尺度)などの心理検査が用いられる。
- 特発性てんかん ―― 頭部MRI
- 特発性てんかんの診断には脳波検査が用いられる。
- パーソナリティ障害 ―― 頭部CT
- パーソナリティ障害の確定診断のための検査はない。