第105回午前問題66
Aさん(75歳、男性)は、2型糖尿病で超速効型インスリンによる治療を行っている。災害に備えて行うAさんへの指導で適切なのはどれか。
- 開封したインスリンは1年間使用できる。
- 使用しているインスリンの名称を正確に覚えなくてもよい。
- 消毒薬の入手が難しい場合は消毒せずに注射してもよい。
- 平常時と同じように非常時もインスリン注射は食前に行う。
正解 3
- 開封したインスリンは1年間使用できる。
- インスリンの使用期限は製剤によって異なるが、長くても開封後6週間である。
- 使用しているインスリンの名称を正確に覚えなくてもよい。
- 災害時に薬を持ち出せなかった場合などに備えて、使用しているインスリンの名称を覚えておくことが大切である。
- 消毒薬の入手が難しい場合は消毒せずに注射してもよい。
- 消毒薬の入手が難しい場合は、血糖コントロールを第一に考え、消毒せずに注射してもよい。
- 平常時と同じように非常時もインスリン注射は食前に行う。
- 食前投与にこだわらず、食事の摂取状況に応じて対応する。