第105回午前問題67

国際機関と事業内容の組合せで正しいのはどれか。

  1. 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) ―― 有償資金協力
  2. 国連教育科学文化機関(UNESCO) ―― 児童の健康改善
  3. 世界保健機関(WHO) ―― 感染症対策
  4. 国際労働機関(ILO) ―― 平和維持活動

正解 3

  1. 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) ―― 有償資金協力
    • UNHCRは、難民の保護と支援を目的とした国連の機関である。有償資金協力を行うのは、ODAである。
  2. 国連教育科学文化機関(UNESCO) ―― 児童の健康改善
    • UNESCOは、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和および人類の福祉を促進することを目的とした国連の専門機関である。児童の健康改善を行うのは、UNICEFである。
  3. 世界保健機関(WHO) ―― 感染症対策
    • WHOは、保健衛生分野の国際協力を目的とする国連の専門機関である。WHOの主要事業活動は、「医学情報の総合調整」「国際保健事業の指導的かつ調整機関としての活動」「保健事業の強化についての世界各国への技術協力」「感染症及びその他の疾病の撲滅事業の促進」「保健分野における研究の促進・指導」「生物学的製剤及び類似の医薬品、食品に関する国際的基準の発展・向上」である。
  4. 国際労働機関(ILO) ―― 平和維持活動
    • ILOは、雇用・労働条件の改善を目的とした国連の専門機関である。平和維持活動を行うのは、PKOである。
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