第107回午後問題12
潰瘍性大腸炎によって生じるのはどれか。
滲出性下痢
分泌性下痢
脂肪性下痢
浸透圧性下痢
正解 1
滲出性下痢
滲出性下痢は、炎症により滲出液が増えることで起こる。潰瘍性大腸炎やクローン病などでみられる。
分泌性下痢
分泌性下痢は、細菌による毒素やホルモンの刺激などの影響で腸からの水分分泌量が増えることで起こる。
脂肪性下痢
脂肪性下痢は、脂肪吸収不良によって起こる。慢性膵炎などでみられる。
浸透圧性下痢
浸透圧性下痢は、人工甘味料の過剰摂取や乳糖不耐症などにより腸内の浸透圧が上がり、腸からの水分吸収が妨げられることで起こる。
© 2015 Milepost Inc.